蜂の巣から採れるミツロウは美容効果抜群!食べれる天然のワックスについて

ミツロうの効果について

ミツロウは、身の回りの様々な製品に使われています。

ミツロウとは?どんな効果がある?という疑問に答えるべく、ミツロウについて解説していきます。

 

ミツロウについて

ミツロウとは?

ミツロウのもとになる蝋(ろう)は、ミツバチの働き蜂の体内で作られます。

働き蜂はお腹にある8つの分泌腺から蝋を出し、大顎を使ってお腹の蝋を取り、大顎腺の分泌物をさらに混ぜ合わせ、これらを材料にして、蜂の巣を作っていきます。

そして、六角形の蜂の巣には、蜂の住居のほか、花蜜や花粉などが蓄えられます。

このようにしてできた、蜂の巣からはちみつを取ったものがミツロウの原料です。

そのため、ミツロウには蝋以外の成分も混ざっています。

その他に、炭化水素や高級アルコール類などが含まれます。

ミツロウの融点はおよそ65℃と低く、取り扱いやすいため、昔からロウソクの材料として使われていました。

現在でも、ロウソク、リップクリームなどの化粧品、クレヨン、床などのワックスとして、幅広い用途に使われています。

 

どうやって作られる?

ミツロうの作られ方

ミツロウは、はちみつを取った後の蜂の巣を、温めて、あるいは溶剤を加えて溶かし、不純物をろ過して作ります。

温める方法には、太陽熱を利用した陽熱法、鍋などで煮る方法などがあります。

市販のミツロウは、板状、あるいはペレット状に加工してあります。

ミツロウの種類は、精製するかしないかによって、次の2種類に分かれます。

未精製のミツロウ(未晒しミツロウ、あるいはミツロウ)は、目に見える不純物だけを取り除いたミツロウです。

色は黄土色~茶色になります。

それに対して、精製されたミツロウ(晒しミツロウ)は、目に見える不純物を取り除くほか、漂白や脱臭などの精製処理をしているミツロウです。

色は乳白色をしていて、活性炭や化学薬品を使う場合もあります。

 

どんな効果がある?

ミツロウは美容効果が高い

ミツロウは化粧品やリップクリームなどで使われているように、美容効果の高いものです。

特に以下のような2つの効果が高いことで知られています。

  • 肌の保湿や保護するスキンケア効果
  • 敏感肌の改善効果

 

ミツロウは、ワックスなので防水に優れ、肌の上に塗ることで肌の内部の水分蒸発を防ぎ、保護します。

ミツロウの抗菌・抗炎症作用は、古くから認められ、最近の研究でも敏感肌や皮膚疾患に対する改善効果が見られています。

漢方でも皮膚炎や火傷などを治す紫雲膏という軟膏に含まれます。

 

ミツロウを摂取するには?

ミツロウを摂取する方法

ミツロウは化粧品の基材や乳化剤として使われます。

ミツロウ入りのリップクリームやスキンクリームは、保湿性に優れ、唇や肌の表面を保護します。

はちみつとミツロウを含んだ蜂の巣、コムハニー(巣蜜)はデザートやおやつに、あるいはトーストや果物などに乗せて一緒に食べます。

コムハニーには、はちみつやミツロウに加え、花粉やプロポリスなどの成分も含まれるため、そのまま食べることにより、いろいろな栄養が摂取できます。

また、未精製のミツロウにも花粉やプロポリスの成分が含まれています。

フランスの洋菓子のカヌレにもミツロウが使われていますが、未精製のミツロウを使うことで、花粉やプロポリスの成分を一緒に摂ることができます。

ミツロウを利用する際には、次のことに気をつけてください。

  • 未精製ミツロウは花粉を含むため、アレルギーのある人は要注意
  • ボツリヌス菌の影響が考えられるため、1才未満の乳児に与えない
  • ミツロウは消化が悪いので摂り過ぎない